ステアリング

ステアリングホイールの高さと 前後位置の調節

レバー 1 を下げてステアリングホイールをご希望の位置に設定します。

続いてレバーをハードポイントの先まで上げて、ホイールを固定します。

ステアリングが確実にロックされたこ とを確認します。

warning

安全のために、この調整は必ず停止時に行ってください。

ステアリングホイールのヒーティング

(車種によります)

この機能は、ステアリングホイール 4 を温めます。

作動原理

設定温度に達すると、システムが加熱エリアの温度を約 30 分間制御し、その後自動的にオフになります。

機能の作動

イグニッションスイッチを ON にした状態で、マルチメディア画面 2 のボタン 5 を押します。

機能の作動解除

  • 自動:

約 30 分間の制御フェーズの後で、機能は自動的にオフになります。

  • 手動:

制御フェーズ中に機能を無効化するには、マルチメディア画面 25 ボタンを押します。

注: この機能には、ステアリングホイール 4 の「お気に入り」ボタン 3 からアクセスすることもできます。

「お気に入り」機能

車両によっては、ステアリングホイールの制御装置 6 を押すことで、あらかじめ定義し記憶したユーザー設定に従ってヒータ付きステアリングホイールのヒータを有効化できます。

この機能のプログラムについては、マルチメディアの指示を参照してください。

パワーステアリング

バッテリーの充電が不十分なまま走行 しないでください。

可変式パワーステリング

車両には走行速度に応じてステアリン グの操作力を自動的に調整する、車速 感応式パワーステアリングが装備され ています。

このシステムは、駐停車時などの低速 走行中には、楽にステアリング操作が できるよう十分なパワーアシストを行 い、高速走行中は、速度の上昇にした がって安定した走行を行うためにパワ ーアシスト量を抑えます。

注意:

バッテリの不具合(バッテリの切断、放電など)が生じた場合、パワーステアリングのホイール角度をリセットしなければなりません。方法:

  • 車両を静止させ、平面に配置します。
  • ドライバーのみ車内にいる状態でエンジンを始動します。すると、 警告灯/が点灯し、車両によっては「ステアリングを 左右限界まで切る」というメッセージがインストルメントパネルに表示されます。
  • ステアリングホイールを一番左まで回して保持し、その位置で約 1 秒間圧力を掛けます(すると、ステアリングホイールが反対方向に動こうとする力が感じられると思います)。
  • ステアリングホイールを一番右まで回し、同様の作業を繰り返します。
  • ステアリングホイールを左に回して真ん中にします。

エンジンを切って、約1分待ちます。

次にエンジンを始動すると、警告灯とメッセージが消えます。

warning

下り坂の走行中、および一般に走行中には絶対にエンジンを停止しないでください(パワーステアリングやエマージェンシーブレーキアシストが使用できなくなってしまいます)。

tip

ステアリングを左右どちらかいっ ぱいに切った状態を長く保たない でください。

エンジン停止時またはシステムが 故障した場合でも、ステアリング を回すことができます。ただし、 より大きな力が必要です。

ステアリングホイールを素早く回すとノイズが起きることがあります。正常です。