はじめに

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このキットを使うと、6 mm未満の物が原因でタイヤのトレッド部分 A に生じた傷を修理できます。6 mm以上の傷やタイヤの側面 B についた切り傷などにより生じたパンクの修理にはこのキットをお使いいただけません。

ホイールリムが良好な状態にあることも確認してください。

パンクの原因となった異物がタイ ヤに刺さったままである場合は、 それを取り除かないでください。

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パンクした状態での走行により損傷したタイヤにはタイヤ空気圧注入キットを使用しないでください。

修理を行う前にはタイヤ側面を入 念に点検してください。

また、空気圧の不足したタイヤや、空気が完全に抜けた(またはパンクした)タイヤで走行することは危険であり、タイヤも修理不可能になります。

これはあくまでも応急処置です。

パンクしたタイヤは、できるだけ速く専門家に点検(可能なら修理)してもらってください。

このキットを使って修理したタイヤを交換する場合は、そのことを作業員に伝えてください。

走行時、タイヤ内に注入された内容物による振動が感じられることがあります。

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このキットは、装備車両のタイヤだけを修理するために認定を受けています。

いかなる場合でも、他の車両のタイヤを修理したり、その他の物(救命具やボートなど)を膨らませることに使用しないでください。

パンク修理剤の製品ボトルを扱う際に、液体が皮膚にかからないようにしてください。もし付着した場合は、大量の水で洗い流してください。

修理キットを子供の手の届くところに放置しないでください。

ボトルは絶対に投棄しないでください。指定サービス工場または回収業者までお届けください。

ボトルの使用期限はボトルに貼られたラベルに記載されています。使用期限を点検してください。

注入チューブとパンク修理剤ボトルを交換するときは、指定サービス工場においでください。

パンク時は、トランクフロアマット下にあるキットをご使用ください。

tip

タイヤ空気圧監視システム装備車両

(パンクなどにより)タイヤの空気圧が基準を下回ると、 警告灯がインストルメントパネル タイヤ空気圧モニターシステム 上に表示されます。

エンジンを回転させ、パーキングブレーキをかけた状態で次の作業を行います。

  • 車両のアクセサリーソケットに接続されているすべてのアクセサリーを切り離します。
  • 牽引装置を装備する車両の場合は、必要に応じて連結ソケットの接続を外します。
  • 車両のトランクにある空気注入ボンベキットに関する情報を参考に、取扱説明に従って作業します。
  • タイヤを推奨圧力まで膨張させます タイヤ
  • 15 分間を上限として空気を注入したら、注入を止め、(圧力計 2 に表示されている)空気圧を読み取ります。

注: 容器が空になるまでの間(約 30 秒間)は、圧力計 2 の表示値が最大で 6 bar に達することもありますが、その後、表示値は下がります。

  • 空気圧の調整: 空気圧を上げるにはキットを使って空気注入を続けます。空気圧を下げるにはボタン 1 を押します。

15 分かけても推奨空気圧 1.8 bar にならない場合は、修理不能です。車両を走行させずに、正規ディーラーにご相談ください。

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キットを使用する前に車両を交通の妨げにならない場所に移動してハザードランプを点灯し、パーキングブレーキをかけ、車両の全乗員を車から下ろして安全な場所に退避させてください。

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道路の脇に車を駐車するときは、三角停止表示板や国の法規で定められた機器を使用して他の車に駐車中であることを知らせる必要があります。

正しい空気圧になるまで空気を注入したら、キットを取り外します。取り外す際には、ボンベ内の残存空気が飛散しないよう注入アダプタのねじをボンベ 3 からゆっくり緩め、取り外したボンベは、ボンベ内の空気が漏れ出さないようプラスチック容器に入れて保管します。

  • 運転時の推奨事項のラベル(ボンベ下にある)を、ダッシュボード上のドライバーからよく見える場所に貼り付けます。
  • キットを収納してください。
  • 一回目に空気注入を行った後は、タイヤからまだ空気が漏れます。穴をふさぐために走行を行うことが必要です。
  • ただちににエンジンを始動して、20~60 km/h の速度で走行し、空気をタイヤ全体に行き渡らせます。3 km ほど走行したら停車して、空気圧を点検します。
  • 空気圧が 1.3 bar を超えている場合でも、推奨空気圧を下回っていれば、(運転席側ドアの端部に貼付されているラベルの値を参考に)空気圧を再調整します。それ以外の場合は、正規代理店にご連絡ください。タイヤは修理できません。

キットの使用上の注意

キットは 15 分以上連続して使用しな いでください。

液体が残っていてもボンベは使用後に交換する必要があります。

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ドライバーの足元には何も置かないでください。急ブレーキなどが必要なときに、ペダルの下に物が滑り込みブレーキ操作の妨げとなる危恐れがあります。

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注意:バルブキャップがなかったり締め方が悪かったりすると、タイヤの気密性が損なわれてタイヤ空気圧が低下することがあります。

バルブキャップを必ず元のバルブ に装着し、完全に締めてくださ い。

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キットで修理した後、200 km 以上走行しないでください。

また、走行速度を抑え、いかなる場合も 80km/h を超えないようにしてください。ダッシュボード上のドライバーからよく見える場所に貼り付ける運転時の推奨事項のラベルが注意を促します。

国または地方の法律により、タイヤ空気注入キットで修理したタイヤは交換しなければならない場合があります。