はじめに

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この機能は、疲労のリスクがる場合に運転時の安全性を補助するものです。この機能が車両を操舵することはありません。この機能は、どのような状況でも、ドライバーが走行中に果たすべき責任を軽減するものではありません。

ドライバーは、システムからの指示にかかわらず、常に周囲の状況を踏まえて運転しなければなりません。

このシステムは、車内カメラ 1 を使用してドライバーの顔の挙動を分析し、ドライバーが居眠りする危険性がある場合は警告を発します。

注意:システムは画像を記録せず、リアルタイムで動作します。

カメラの位置 1

dカメラに視界を妨げるもの(汚物、泥など)が付着していないか、または覆われていないか確認してください。

作動

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このシステムはドライバーの注意を継続的に監視し、走行中にいくつかの警告を発することができます。

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エンジンを始動するたびに、またはドライバーを変更するたびに、数分後にシステム設定がリセットされます。

以下の場合、機能は作動する準備ができています:

  • 車両が最後に停止してから数分が経過した場合。
  • 車速が約 20 km/h を超えている場合。

疲労や注意散漫の危険が生じている場合は、「休憩を とりましょう」というメッセージがインストルメントパネル 2 上に表示され、ビープ音が鳴ります。

ドライバーが眠りに落ちると、ビープ音とともにインストルメントパネルに「疲労アラート 休憩を入れてください」メッセージが表示されます 2

なるべく早く停車して休息してください。

スイッチ 3OK を、警告灯がインストルメントパネル上に表示されるまで押します。メッセージ削除後も、システムは、ドライバーの疲労状況の監視を継続し、必要に応じて新たな警告を行います。

ON/OFF

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安全のために、この操作は必ず停止時に行ってください。

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車両や、直前のエンジン停止以降の経過時間によっては、次の場合に警告が再び有効化されます。

  • 車両のロックが解除された場合。

または

  • ドアが開けられた場合。

または

  • エンジンが始動された場合。
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車両によっては、警告を無効化できない場合があります。

車両に応じて、警告は以下を使用して有効または無効にできます。

  • My Safety」ボタン、
  • マルチメディア画面。

4My Safety」ボタンを用いた警告の有効化および無効化

My Safety」機能My Safetyの「Perso」モードより警告を非作動または作動にすることができます。

過去に「Perso」モードを用いて警告を無効化したことがある場合:

  • 警告を無効化するには、ボタン 4 を 2 回連続で押します。ボタン 4 上の表示灯が消灯します。
  • 警告を有効化するには、ボタン 4 を 1 回押します。ボタン 4 上の表示灯が点灯します。

マルチメディア画面 5 からの警告の有効化、無効化

警告を有効化または無効化にするには、マルチメディア画面の指示に従ってください。

ON」または「OFF」を選択します。

システム作動時間の制限

次のような特定の条件により、システムの動作が妨げられる場合があります。

  • 特定の種類のメガネを着用しているとき。
  • カメラが部分的にでも遮られている場合。
  • ドライバーの顔の一部が隠されている場合(髪の毛、帽子、サージカルマスク、スカーフなどによって)。
  • カメラが顔を適切に分析できない可能性のある不適切な運転位置(座り心が低すぎる、後ろに傾くなど)。
  • ...

このような状況では、システムは警告をトリガーしないか、時期尚早または誤った警告をトリガーする可能性があります。

作動異常

システムが機能に異常を検出すると、メッセージ「アテンション モニター要点検」が表示され、車両によっては、メッセージ「アテンションモニター作動不可 表情が認識できません」と 表示灯がインストルメントパネルに表示されます。

カメラが清浄であることを確認するか、フェイスカバーアクセサリを取り外します。正しく着席していることを確認してください。

不具合が直らない場合は、ルノー指定サービス工場にお問い合わせください。