A290
使用上の注意
エアコンの上手な使い方
場合によっては(エアコンの停止、内気循環モードの作動、風量調節スイッチが 0 または弱になっているなど)、ウインドーガラスが水蒸気で曇ることがあります。
そのような場合には、「クリアビュー」機能を使用して水蒸気を除去してから、エアコンをオートモードでご使用になると水蒸気が発生しません。
warning
悪臭が入ってくる場合など に車両のブロアに物を挿入 しないでください。
故障や火災の恐れがありま す。
消費量
エアコンが作動しているときにエネルギー使用量の増加に気付くのが通常です。
燃料の消費を最小限に抑え、環境 を守るためのアドバイス:
換気口は開け、ウインドーは閉めて走行してください。炎天下に駐車していたときは、走 り出す前にドアやウインドウを開 けて熱気を車内から逃すようにし てください。
点検整備
点検時期については整備手帳を参照してください。
tip
寒冷時にも少なくとも月に一度、約 5 分間、エアコンを定期的に使用してください。
作動異常
作動不良の場合は、指定サービス工場で点検をお受けください。
- デフロスター、デフォッガー、または エアコンの効きの低下。
室内フィルタのカートリッジの 詰まりが原因かもしれません。
- 冷気が出てこない。
各スイッチ が適切な位置にあるか、ヒュー ズが切れていないか点検してく ださい。これらに問題がない場 合には作動を停止します。
tip
トラクションバッテリの冷却には車両のエアコンシステムも使用されます。空調効率の低下が長引くと、トラクションバッテリーが早い段階で劣化する原因となる可能性があります。
車両の下に水が溜まる場合
エアコンディショナーを長時間使用すると車両の下に水が溜ま ることがありますが、これは室内の湿気が凝縮し、排出されたものです。これは結露が原因です。
warning
絶対に自分でエアコンディショナーシステムの配管類を外さないでください。目や皮膚に思わぬ怪我を負うことあがあり非常に危険です。
冷媒
冷媒流体回路(一部の成分は密閉されています)には、フッ素化された温室効果ガスが含まれている可能性があります。
車種によっては、エンジンルーム内に貼付されたラベルAに次の情報が記載されています。
ラベル A のにある情報の有無やラベルの場所は、車両に応じて異なります。
-
冷媒の種類
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(XXX)エアコンディショナ回路のオイルの種類
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可燃物
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車両の取扱説明書を参照してください
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点検整備
x.xxx kg | (1)車両内の冷媒流体量。 |
GWP xxxxx | (2)地球温暖化係数(CO2換算)。 |
CO2 eq x.xxxt | (3)CO2換算重量。 |
追加情報
ラベルや冷媒の種類に応じて次のようになります。
冷媒R-1234yf
- (1) 1,050 kg
- (2)GWP 0,501
- (3)0.0005 t
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絶対に自分でエアコンディショナーシステムの配管類を外さないでください。目や皮膚に思わぬ怪我を負うことあがあり非常に危険です。
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エンジンルーム内の作業を始める前には、イグニッションを必ず切ってください エンジン始動と停止。